はじめに
今日、日本は、国ぐるみでサブカルを海外に向けて発信していこうとする方向に向かっているわけですが、日本の文化の一つと言われているサブカルも、一部の人々からは嫌われてしまっています。
アニメ好きでも漫画好きでも、サブカル好きのオタクというのはほかの人々から下に見られ馬鹿にされいじめられているものです。
そんなマイナスの印象が強いサブカルですが、筆者はサブカルに少し触れた者として、そのマイナスの印象を少しでも払拭できたらと思いこの文章を書きました。
サブカルとは何か
サブカルというのは、簡単に言ってしまえば大衆文化と異なった文化のことをいいます。日本で言えば、皆さんご存知の通りアニメ、漫画、ラノベ、ネトゲといったものたちです。ちなみに、海外ではこの単語は全く別の物を指し示すことがほとんどなので、濫用は……やめようね!サブカルにあまりなじみがない方々のためにラノベとは何か少しだけ解説させていただきます。
ラノベ ライトノベルの略。ライトノベルと一般的な小説の境界ははっきりと定義されていない。中高生を主なターゲットにしており、世界観が幻想的、または学生に身近なものが多く、現在はどのラノベも同じような話ばかりである。アニメの原作となっているものも多い。
サブカルの衰退
ラノベをこよなく愛するオタクたちは、それぞれの好きな作品を持ち上げ、他の作品を下げる傾向にあります。
具体的な事例は多く挙げられますが、それぞれのファンどうしが争うことによって、その作品が大衆の目に晒されることになります。
争いと共に日の目を見た作品は多くの人に悪印象を与えることになり、結果として作品全体の価値を落としてしまっています。
サブカルの衰退というのは、往々にして思慮の浅いファンによって引き起こされるのです。
二次元と現実の混同
よくテレビでは、「犯罪者がアニメや漫画を見ていた!やはりやばい!」と言っています。最近ではとある18禁同人誌を模倣した事件も起きました。そういった事件は取り立てて大きく報道されます。これの原点はやはり東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人が「アニメによる異常性癖」と報道されたのが最初になります。
マスコミはオタクを下に見ているように受け取れます。自分たちは現実に満足していると思い込んでる根暗な人たちのように思われます。
このように二次元は現実に影響を与えると騒ぎ立てられていますが、よく考えてみると、人々は仮想世界で実行できることが現実でもできると本気で信じているのでしょうか?
所詮、二次元というのは空想の存在でしかありません。二次元を根拠にした行動はありえないのです。
最後に
筆者自身、自らが過激かつ理解しがたいことを述べていることは自覚しています。この内容が部誌に掲載されることに疑問も感じてます。
ただひとつ言っておきたいことは、サブカルを表に出すべきではないということです。たとえば、国を挙げてサブカルというものを推進していくのは避けるべき、というのも、この国にはほかに誇れることがあるはずだからです。
この文章をここまで読んだ方には、もっと有意義な時間の使い方を学ぶことをおすすめします。
以上です。共感してくださった方がいれば幸いです。