ここでは主に現在の物理部のネットワークインフラについて簡単にまとめられればと思う。わかる人にはわかる内容を目指すことをとりあえずの目標として書いている。
バックボーンネットワーク物理部では現在楽天モバイルの4G回線をメインネットワークに据えており、学校支給のChromebook以外の部活動に関する通信を担っている。電波受信の都合上モバイル回線のアンテナを物理教室(授業でも使用する教室)に設置せざるを得ないものの、後述するサーバー群を教室に置くことができない(ファン等の騒音・設置スペースの都合)ため、現在ではサーバー群の外部との接続時にネックとなっている。
物理部では現在6台のマシンが常時稼働状態となっている。
内訳としては以下の通り
- Windows Server 2022 Datacenter
- Ubuntu Server 22.04 LTS
- Proxmox VE 7.4 (4台)
それぞれのマシンの役割を説明するとWindows ServerではActive Directoryのドメインコントローラー及びファイル管理(NAS)やプリンター共有、Ubuntu ServerではVPN接続用のソフトウェアを常駐させている。Proxmoxでは1マシン当たり4つのUbuntu環境を同時に実行することで、部員がsshやrdp接続して開発や検証ができるようになっている。
これらの6台のマシンは物理教室と廊下を挟んで向かい側の理科倉庫に設置されている。物理教室との2拠点間はメッシュWi-Fiで接続されいるため、どうしてもここがボトルネックになってしまう。PLC等の手段もあるが各部屋のコンセントは別のブレーカーにつながっているようで導入には至っていない。