はじめてのArduino

高一

初めに

高1のYです。昨年に続き2回目の部誌執筆になります。昨年は文化祭に向けて作った作品について書きましたが、今年は少しテーマを変えてみました。

今回は、私が主に部活動で使っている「Arduino」について紹介します。文化祭の展示で物理部の活動や電子工作に関心を持ってくださった方々に、Arduinoについて知っていただけたら嬉しいです。

Arduinoとは

「そもそもArduinoって何?」と思った方がほとんどだと思います。私も物理部に入るまで名前すら知りませんでした。そこで、Arduinoについて簡単に説明しようと思います。

Arduino

「Arduino(アルドゥイーノ、アルディーノ)」は画像のような基板です。これを使うことでLEDの点滅やモーターの回転、センサーを使った距離や温度などの測定など、様々な電子部品の制御を簡単に行うことができます。

Arduinoの基板上にはたくさんの部品が搭載されていますが、その中で中心的な機能を果たすのは、「マイクロコンピューター」、通称「マイコン」の存在です。マイコンは受信したプログラムを実行することができ、それによって様々な動作を可能にしています。このマイコンを積んだ回路基板は「マイコンボード」と呼ばれ、Arduinoはその一種です。Arduinoは他のマイコンボードに比べて扱いやすく、電気信号の制御などに向いています。

Arduinoの魅力

Arduinoの魅力は、その扱いやすさだと思います。確かにArduinoを使う上ではプログラミングが必要なので大変そうだと思うかもしれませんが、実際はそこまで難しくはないのです。

なぜならArduinoに関する情報はネットに豊富にあるからです。使いたい電子部品がある際などはネットで調べれば情報をすぐに見つけて作品を簡単に作ることができます。例えばモーターを使いたいときに「Arduino モーター」と検索するとたくさんのサイトが見つかり、それを読めば必要な部品から配線の仕方、コードの書き方まで詳しく載っています。このように簡単に作品作りができるのですが、扱いやすいからといって作れる作品が限られるわけではありません。むしろその扱いやすさゆえに応用の幅が広いのが、Arduinoの面白いところです。

最初はLEDの点滅などシンプルなことから始め、少しずつ学んでいくことで、センサーなどの別の部品と組み合わせた複雑な作品まで作れるようになります。

つまりArduinoはプログラミング未経験の人などでも始めやすく、それでいて奥が深いマイコンボードなのです。

どうやって学べばいい?

実際にArduinoを始めるとき、どのように学んでいけばいいのかについて紹介しようと思います。

先ほど紹介したようにWEBサイトを調べるほか、書籍を買ってそれを参考に学ぶなどやり方は様々です。その中で私は学び方が主に2つに分かれると思っています。

1つ目が、書籍やWEBサイトの順序に従って学んでいく方法です。Arduinoについてまとめた書籍やサイトは、扱いやすい電子部品の制御から始まり、少しずつ難しい制御へ進むように、難易度順になっていることが多いです。その順序通りに学んでいく方法で、利点は基礎的な部分からしっかり学べるところです。順番どおりに進めていけば、理解に苦しむことが少なく、学びやすいと思います。

2つ目が、自分の使いたい電子部品や作りたい作品に合わせて学ぶ方法です。1つ目とは違い、順序にこだわらず、やりたいことをどんどん使っていく形です。この方法の利点は、自分のやりたいことにすぐ取り組めることです。苦戦することもありますが、自分のやりたいことに対してはモチベーションが高まりますし、自分のやりたかったことができたときの達成感は非常に大きいです。

私は少し基礎を学んだ後にモーターカーに興味を持ち、作り始めたので、2つ目に近い学び方をしたと思います。ですが、どちらの方法も良いと思うので、自分に合った方法で取り組むのが一番だと思います。

おわりに

簡単な紹介にとどまりましたが、Arduinoについて少しでも理解していただけたでしょうか。

紹介させていただいた通り、Arduinoは扱いやすいにも関わらず奥深いという、電子工作初心者にとても向いたマイコンボードだと思います。プログラミングや電子工作の経験がない方にも、ぜひ使ってもらって、自分の作りたいものを形にする楽しさと、完成させたときの達成感を味わってほしいです。

また、これから浅野に入学する皆さんには、ぜひ物理部に入部してArduinoを使った電子工作に挑戦してみてほしいです。

以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考

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