はじめに
皆さん、ゲームは好きですか? え?好き? じゃあ勉強してください!……というのは冗談で、僕もゲームが好きです。 ゲームが好きといっても、楽しみ方は人それぞれです。ゲームを遊ぶのが好きな人もいれば、ゲー ムのストーリーが好きな人、キャラクターが好きな人もいるでしょう。そんな中で、僕はゲーム を「作る」ことが好きです。 「ゲームを作る」と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。プログラミングの知識 も必要ですし、絵や音楽など、考えなければならないこともたくさんあります。 それでも、皆さ んも一度ゲームを作ってみませんか? 普段ゲームを遊んでいて、理不尽なバランス調整に中指を 立てたことがある人もいるでしょう。実際に自分で作ってみれば、普段何気なく遊んでいるゲー ムが、どれだけ多くの工夫や苦労の上に成り立っているのかが見えてくるかもしれません。 そして、ゲームを作るための入り口として、僕がおすすめしたいのがUnityです。 ※この記事はゲームを作ったことがない人にUnityを勧める記事なので、あまりプログラミング経 験者向けではないかもしれません。
Unityとは
Unityとは、ゲームを作るための「ゲームエンジン」と呼ばれるソフトウェアです。キャラクタ ーを配置する、動かす、音を鳴らすといった、ゲームを作るのに必要な機能がそろっています。 Unity自体はプログラミング言語そのものではなく、Visual Scriptingを使えばコードを書かずに ゲームを作ることもできます(僕はやったことがありません)。ただ、一般的にはC#を使ってプロ グラムを書きます。 操作画面が直感的で比較的扱いやすいことや、無料で始められることが、初 心者に勧めやすい理由です。 Unity で作られたゲームには、『Pokémon Trading Card Game Pocket』(ポケポケ)や『Pokémon GO』、『原神』、『ウマ娘 プリティーダービー』、『Among Us』 など、有名なゲームもたくさんあります。
学習方法
インストール方法は調べればすぐに出てくるので、ここでは割愛します。代わりに、おすすめの 学習方法について語ろうと思います。書籍やYouTubeには分かりやすい説明がたくさんあるので、 まずはそれに従って何か一つ作ってみるのがいいと思います。おそらく、ほとんどの人はクリック ゲームのような簡単なゲームを作ることを勧めるでしょう。最初はコードの書き方を細かく勉強 するよりも、ゲームを作る流れを知ったほうがいいと思います。最初はコードの意味なんてさっぱ り分からないと思いますが、そこまで気にする必要はありません。それよりも、Unity自体の操作 方法で覚えることが結構あるので、まずはそちらを覚えたほうがいいです。何度もコードを書いて いれば、そのうち自然に分かるようになります。気になるところがあれば、AIに聞いてみるのも いいでしょう。ここで大事なのが、コードを書くときにコピペせず、できるだけ自分で手を動か して書いてみることです。すると何が起こるかというと、エラーが大量発生します。おそらく8割 ぐらいはスペルミス、大文字・小文字の間違い、セミコロンの付け忘れなどだと思いますが、こ ういうものは書いて覚えるしかありません。そのうち減っていきます。エラーの理由が分からなく て挫折するという人は数多くいます。しかし、今の時代ならエラー文と該当するコードをAIに投 げれば、原因を説明してもらえます。 AI最強。
ちょっと大きなゲームを作りたくなったら……
しばらくやっていると、「Unityの操作には慣れた」「基本的なコードは内容を理解して一から書 ける」、しかし「Unityの細かい機能についてはあまり知らない」という状態になると思います。 それぐらい慣れてきたら、CodexやGitHub Copilotといったツールを使ってみてもいいでしょう。 これらは、指示をするとコードの作成を手伝ってくれるAIツールです。前の人が語っていた「バ イブコーディング」に近いこともできます。 コードの書き方が分からない人が使うと、何も分からないまま進めることになるため、あまり おすすめできません。しかし、ある程度分かる人なら、AIが生成したコードの意味を考え、分か らない構文が出てきたらその都度調べることで、学習を効率化できます。そうなったら、こんな 欲望が芽生えているでしょう。 「何か形になっているゲームを作って公開したい!」 ならば、unityroomというサイトに上げましょう。unityroomは、Unityで作ったゲームを誰で も無料で公開できるサイトです。不特定多数の人に遊んでもらい、コメントをもらえば、改善点 が見つかったりしてゲームをブラッシュアップできますし、モチベーションも上がります。
unityroomって SNSみたいなもので、ゲームを上げれば必ず遊んでもらえるとは限りませんが、 「新着ゲーム」というところに暇な人たちが常に張り付いているので(多分違う)、誰かしら見て くれます。僕も一回だけ、大したことないゲームを公開したことがあります。こんなつまらないゲ ームなのに、こんなに多くの人が遊んでくれるのか、と驚いた記憶があります。
学習方法その2
AIがあるとはいっても、最初のうちは開発は難しいものです。分からないことだらけなので当 たり前です。そこでおすすめしたいのが、プログラミングスクールです。必要なカリキュラムがそ ろっているので、何を勉強すればいいのか分からない人には向いていると思います。オンラインの ものと対面のものがありますが、僕は対面をおすすめします。講師は大学生のアルバイトなどが 多いので、大学生のリアルな話が聞けたり、同学年の浅野生ではない人がどんな感じなのかを知 ることができたりして楽しいです。 聖光生のイケメンがいると、嫉妬で集中できないのが欠点で す。 それでも、学外の友達というのは、塾に行かない限りは貴重だと思いますし、浅野生が女子 とかかわる数少ない機会にもなりえます。 僕の場合は中3の夏から入ったのですが、もっと早く 入っておけばよかったといつも思っています。始めるのは早ければ早いほどいいですからね。…… と言いたいところですが、AIの存在を考えると、最近は一概にそうとも言えないかもしれません。 僕と同学年なのにボカロPをやっていて、そこそこの再生数を獲得している人と話したときは、人 生についていろいろ考えさせられました。
あとがき
Unity以外のゲームエンジンには、Unreal Engineというものがあって、『Fortnite』や 『VALORANT』、『Palworld』などの著名なゲームの多くはこれで作られています。Unityとはまた 違った特徴があり、難しいらしいです。大学に入ったら(入れたら)挑戦してみようと思います。 皆さんもぜひゲームを作ってみてください。